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女性に多い症状

生理以外の下腹部痛

生理以外の下腹部痛生理痛以外で下腹部痛が起こる婦人科疾患には、子宮筋腫・子宮付属器炎・卵巣腫瘍などがあります。痛みが強い場合、卵巣腫瘍破裂や卵巣腫瘍茎捻転、骨盤腹膜炎、卵巣出血などの可能性があります。上記は入院治療が必要のため、連携する専門の医療機関をご紹介しております。
また、下腹部痛があるのに婦人科では異常なしと診断された場合は、腸から起こる痛みの可能性があるため消化器内科を一度受診されることをお勧めしております。

ホットフラッシュ
(のぼせ・ほてり・発汗など)

更年期障害

更年期障害
気温に関わらず急激に身体や顔がほてり、大量の汗が出る症状が起こります。更年期症状の代表的な症状の一つで、ほてり感や発汗、のぼせ感などをホットフラッシュと呼びます。これらの症状によって、仕事や家事に集中できなくなることや、周囲の人に気遣われて恥ずかしい思いをするなど、生活や人との関わりに支障が出るほどです。

甲状腺疾患

甲状腺機能亢進症の症状は、更年期障害と似ている症状が多く、女性によく見られる疾患です。ただし、甲状腺機能亢進症は病気が進行すると、心臓に負荷がかかり、体重減少などの症状が起こります。甲状腺疾患も、早期から治療する必要があります。一般的な健康診断では甲状腺検査は行っていないため、気になる症状がある方は、早めに受診して甲状腺検査を受けてください。

高血圧

高血圧の場合も、ホットフラッシュに似た症状が現れます。さらに更年期には、女性ホルモンの分泌が減ることで、高血圧を発症するリスクが高まります。高血圧になると動脈硬化が進み、心筋梗塞や脳卒中など重篤な疾患に進行する恐れがあります。このため、更年期になったら、定期的に血圧を測定してチェックしてください。血圧が高い場合は、早めに受診されることをお勧めしております。

おりものの異常

婦人科を受診される目安に、「おりものの量が増える」・「臭いが強くなる」・「色が変わった」・「血が混じっている」などの症状があります。健康なおりものは卵白のように半透明から白色で、粘性が少しあり、おりものの分泌量は生理周期によって変動します。排卵期から生理前は、女性ホルモン分泌量に伴っておりもの量も増えますが、それ以外の時期で量が増えた場合は何らかの異常があるかもしれません。気になるおりものの異常がある場合は、早めに当院までご相談ください。

血液が混じったおりもの

おりものがピンク色・茶色などの場合は、不正出血の可能性があります。不正出血が見られる疾患には、子宮頚管炎や子宮頚管ポリープ、子宮頸がん、子宮体がんなどがあります。血液が混ざったおりものが出た場合は、早めに受診してください。

水っぽいおりものが
大量に出る

クラミジア頸管炎や卵巣嚢腫などの可能性があります。クラミジアは性感染症で、発熱や腹膜炎になることがあるほか、不妊症の原因にもなります。水っぽいおりものが大量に出た場合は、そのまま放置せずに医療機関を受診してください。

黄色や緑がかった
おりもの

細菌性膣炎になると、黄色や緑がかったおりものが出ます。原因菌が雑菌であれば、自然治癒できますが、淋菌の場合は適切な治療を行う必要があります。淋菌をそのまま放置すると、子宮外妊娠や不妊を起こす原因となるため注意が必要です。

ヨーグルトや酒粕の
ようなおりもの

カンジダ膣炎の可能性があります。ガンジダ膣炎に感染すると、ヨーグルトや酒粕のような白い塊のおりものや性器の痒みなどの症状が出ます。

臭いが強い

ガードネレラ菌(雑菌)が膣の中で増殖しているとおりものの臭いが強くなります。また、膣内に異物がある場合も同様の症状が出ます。

泡状のおりもの

おりものが泡状で強い痒みがある場合は、トリコモナス膣炎に感染している可能性があります。

性器の痒み

性器に痒みがある場合は、接触性皮膚炎やカンジダ膣炎などの可能性があります。外陰部には皮膚と粘膜とが存在し、月経時の経血やナプキンの使用、おりものによる刺激に晒されるため、痒みや炎症を起こすことがよくあります。

性器にできもの

外陰部にできものが現れたら、性感染症であることがあります。性感染症の場合、痛みやかゆみなどの苦痛症状が現れないこともあり、発見が遅れる原因となります。さらに、バルトリン腺のう胞のような「性行為と関わりがない病気」のこともあり、診察を受ないとどのような病気かわかりません。女性器に違和感を感じた際は早く受診していただくことをおすすめします。

膣の緩みで起こりうる
尿漏れ・膀胱脱・子宮脱

加齢や妊娠・出産によって膣の緩みが起こることがあります。膣のゆるみは、尿漏れや骨盤臓器脱を起こす原因となります。また、骨盤臓器脱の中には、膣前方が下がる膀胱瘤、後方が下がる直腸瘤、子宮が下がる子宮脱など様々です。ご自身では何の臓器が下がっているのかは判断しにくいですが、患者様の状態に適した治療方法をご提案いたします。膣のゆるみによる排尿のトラブルは、デリケートで相談しにくい方は多くいらっしゃいます。当院では、患者様が来院しやすい環境を整えておりますので、気になる症状がある方はお気軽にご相談ください。

膣が緩む原因

  • 加齢
  • 出産
  • 運動不足・肥満
  • 姿勢
  • 立ち仕事
  • 便秘

など

生理をずらしたい

月経移動はホルモン剤を服用して、生理周期を調整します。試験や面接、旅行など大事なイベントと生理が重ならないように、月経を早めることや遅くすることが可能です。日にちに余裕がある場合は、生理を早める方法をお勧めしております。ただし、吐き気や嘔吐、倦怠感、血栓症などの副作用が起こることがあります。当院では、初めてご使用する方でも問題なくお使いいただけるよう、詳しく丁寧な説明を心がけておりますのでお気軽にご相談ください。

当院は、女性目線で
通いやすさに気を配った
クリニックとなります

当院は、女性目線で通いやすさに気を配ったクリニックとなります婦人科の受診は、妊娠・出産に関するお悩みやデリケートゾーンに関するお悩み、性や生理のお悩みなど、人には言いにくい女性特有のお悩みを取り扱うため、恥ずかしい思いから受診をためらってしまう方も少なくありません。こうした方々が気軽に通っていただけるよう、当院では、人目を気にせずに受付と会計を済ますことができる「無人受付システム」や待ち時間の短縮のために、「予約優先制」、「WEB問診表」を導入しております。ご協力の程、宜しくお願いいたします。